Rs-JAPAN 福岡ファクトリーです。
今回は見た目が非常に分かりにくいサンプルになります。
青板ガラス(フロートガラス いわゆる窓ガラスの素材です。
断面が緑色の)に穴加工を行い、それを半分に切断して穴壁面の粗さを測定しました。
・ツール:φ6.2 #200 パイプツール
・加 工:連続送り 5mm/min
そしてその比較画像がこれです!
[ 超音波あり( Ra0.60μm Ry7.70μm ) ]
[ 超音波なし ( Ra0.92μm Ry13.2μm ) ]
分かりにくいですねぇ~。
近くで凝視するより、少し離れて眺めてみてください。
若干超音波ありの方が目が細かく見えませんか?(ほんとに若干ですけれど)
この若干が非常に大切だったりします。
例えば加工した穴を磨いて透明にする場合、少しでも穴壁面の粗さが細かいと
作業時間が少なくて済んだりします。
(意外と磨きは手作業だったりするのです)
また、ガラスの場合は特に粗さが細かい方が製品の強度が上がります。
ガラスは砕かれながら加工されますから、加工された箇所は欠けなんですよねー結局。
本当に少しの違いですけれど、こういう違いが積み重なる事で製品のクオリティーが上がって行きます。
一足飛びにドーンと行きたいですけど、Rs-JAPANはコツコツ技術を積み重ねて行きます!