こんにちは!
Rs-JAPANの鬼所長こと真田です。
2019年4月25日
The Stalinのヴォーカリスト遠藤ミチロウさんが膵臓がんで逝去されました。
私の中学、高校時代のアイドルでした。
大ファンでしたのでお小遣いを貯めてはレコードを買い集めていました。
そんなThe StalinのLPレコードで1枚限定品が御座います。
タイトルは「Trash」
インディーズレコードショップで手の届かない場所に陳列されていました。
プレミアがついて¥20,000-。
高校生だった私には大金でしたが、どうしても聞きたい曲(冷蔵庫)がありましたので
とにかく無駄遣いを止めて半年ほど貯金をし購入。
うちに戻ってレコードの針を落とす瞬間のトキメキは今でも鮮明に思い出せるのです。
さて、このレコード。
CD販売されていませんから現在のデジタル再生機器では聴く事ができません。
中学一年からの竹馬の友けんじ君とそろそろデータ化したいねぇという話になり、
遠藤ミチロウさんの供養も兼ねてこのほどデータ化を行いました。
それなりに上手くいきましたので
備忘録として、また物好きな方へは参考として書き記す事にします。
< 1 > まずはレコードを聴ける環境をつくる
レコードを聴くには
・レコードプレーヤー(なし)
・プリメインアンプ(自宅はデジタルアンプ)
・スピーカー(自作あり 詳しくはこちらの記事へ)
上記が最低限必要です。
( 1 ) レコードプレーヤー
早速、インターネットで探してみます。
最近は1万円程度で新品があるのですね!
どれがベストなのかいろいろと迷いました。
来客があったときにさりげなく自慢できるものがよいと思い
テクニクスのターンテーブルSL-1200シリーズに決定。
もちろん新品は高額ですからヤフオクで検索。
沢山出品されています。
値段も想定より安価。
即決価格2万5千円で落札しました。
ヘッドと針もついていたのですが、変色しRスピーカーから音が出なかった為、
別途お手頃なモデルを購入。

ヤフオク¥25,000-で落札

お値段以上のカッコよさ
¥8,980-
( 2 ) プリメインアンプ
自宅で使用しているアンプはAmazonで購入した中国製小型デジタルアンプ。
小型、安価、そしてBluetooth接続も可能でお気に入りです!
高額なアンプを購入すれば問題解決ですが、お金もないしつまらない。
デジタルアンプでレコードを聴けるように検討します。
レコードプレーヤーにはGND端子が付いています。
デジタルアンプにはGND端子を接続できません。
インターネットで調べてみると
「レコードプレーヤー」→「デジタルアンプ」 NG
「レコードプレーヤー」→「フォノイコライザー」→「デジタルアンプ」 OK
早速Amazonでフォノイコライザーを物色すると、
もちろんあります中国製!(もちろん安価)
考える間もなくポチります。
当たりはずれは激しいようですが、この辺の中国製品はとても好みです。
「ピュアオーディオ」に囚われない自由な発想は素晴らしいと思います。

Bluetooth接続可能な優れもの

それっぽいデザインで良好
( 3 ) スピーカー
適当なものをご準備くださいませ。
< 2 > 配線
下記を参照ください。


変換ケーブルはI-Oデータ製を購入。
録音用のソフトフェアも付属していますので安心です。

スタイリッシュではありませんが機能は十分です
< 3 > 結果
無事にレコードが聴ける環境ができました!
それなりに音が出たのはびっくりでした。
PCにもデジタルデータで保存できました!
iphoneでレコードデータを聴けたときはニヤッとしてしまいました。
< 4 > 終わりの言葉
レコードに針を落とすドキドキは何度やっても慣れないもので。
デジタルデータをダウンロードしたものより音圧を感じたのは
気のせいでは無いと思いたい。
これからもアナログが聴ける喜びを噛みしめて、週末は中古LPを探す旅へ出かけます。
ラウンジ系、モンド系を漁る果てしない旅へ!
(あぁ お小遣いが欲しい)